はじめての性病検査レポート
- 2014/10/05
- 17:20
10月4日・5日と二日間にわたるAIDS文化フォーラムin京都が開催中です。
今回はそれにちなんで、私が初めて性病検査を受けた話をしてみようかなと思います。
性病検査を受けたことはありますか?
私は今年8月の終わりに初めて受けてきました。
検査を受ける前日に、会社で「明日、性病検査受けてきますー」と極めて軽めに宣言をしたところ、
「えっ、なんで?」
という反応が一番多かったです。
しかも、定期的に性病検査を受けている人でさえこの反応です(笑)
その時私の脳裏に過ったのは、夏に関内スリーエスで行われたイベントでの吉村卓さんの言葉でした。
性病検査を受けると言うと、何か悪いコトしたんじゃないのー?というイメージもあるんだよね、と。
まさにそう! ソレですね!!
悪いコトとまではいかないにしても、「どうしたの何かあったの?」感や、触れちゃいけないことかもしれないから突っ込まないでおこうという表情で「お、おぅ」みたいな反応がほとんどでした。
とはいえ、私だって急に会社の人に「明日性病検査なんだー」って言われたら、思わず「何で?」って返してしまう気がします。
そもそも、自分にも少なからずネガティブイメージが固着しているというのは自覚していました。
性病検査を受ける=原因となるナニかがあった
この「原因」はイコール「セックス」というわけでもないです。
敢えて言うなら、健全でないセックス?(健全て何だ?という気もしてきますが…)
特に固定パートナーがいる場合だと、自分が浮気したか、相手に浮気されたか、しかも性病を持っているような危険な相手とだったのか!?みたいな妄想が芋づる式に引っ張りだされてくるようです。
そりゃそういう場合もありましょうが、全てがそうではないと分かっているのにね。
そもそも原因がセックスじゃなくても感染するものだってあるわけですから。
健康診断と同じで自己管理の一環だとか、しないよりした方が安心とか、そういう考えは理解できますし、実際そうだなと同意もします。
けど多分、言葉じゃなくて気持ち的にモヤつくんですね。
「本当にやらなきゃいけないかなぁ?」と。
私のお小遣いで検査を受けるには、ちょっと痛めの出費でもあったし、しかもそこで何かの陽性反応が出た場合に、私は恐らく前出のように不名誉な憶測をされることもあるのだろうなと想像が付きます。
特に、パートナーからは。
出来ればそれは避けておきたい。
避けておきたいというか、今のところはつつがなく過ごしているんだから、妙な疑惑を呼ぶような真似をしなくてもいいんじゃないか?とは考えてしまいます。
ここで性病が判明した場合、治療という選択肢になります。
「感染に気づかないまま」よりも、少なくとも自分の身体にとっては絶対にその方が良いはずです。
その先への感染を防ぐことができる、ということももちろんありますが。
実のところ結果を予測すれば、ほぼ問題ないだろう、と踏んではいました。思い当たる節もなければ体調に異変も感じていなかったので。でもまぁ実際わからないですからねぇ。だからこそ検査するんですけどもね(笑)
結果について万が一を考えると、どうにも決心が鈍りました。
結局私が受けようと決断するために並べた理由は以下のようなものです。
・一度もやったことないよりは、やってみるのもいいんじゃないかな……
・もし何か引っかかれば治療すればいいんだし……
・ブログのネタになるかもしれないし……
弱気すぎますwww
でもほら、こうしてまんまとブログの1ネタとなったんだから本望です!w
そしてさらに勢いを付けるため、8月に横浜で行われたAIDSフォーラムの講演会の後、私は吉村卓さんへ「性病検査に行ってきます!」と宣言しました。
「いいですね!行った方がいいです!」
吉村さんがそう行ってくれたので、私はとっても嬉しくなりました。
そして、誰かが性病検査に行くと宣言した時には、
「いいね!」
って答えればいいのか、と気付いたのもこの時です。
もちろん「どうしたの、何かあったの?」という心配だって、案じてくれているわけで、別に嫌なわけじゃないです。
でも「いいね、いってらっしゃい!」って返事で済むことになればいいなと思います。ぐっとハードル下がる気がしました。
「行ってきます!」って性病検査に行かれるなら、うんと軽い気分でお出かけが出来るなと思います。
さて私が行ったのは伊勢佐木町にある「横浜クリニック」です。
横浜エイズフォーラムの後、その足で行ったら臨時休診でしたが(笑)、日を改めて検査を受けてきました!
性病検査は幾つかの検査項目がセットになっているものがあります。
・B型肝炎
・梅毒定性検査
・HIV(抗原・抗体検査)
・クラミジア
・カンジダ
・淋菌
上記項目を検査してくれるAセットをオーダーしました。
こんなに項目があるのかとドキドキしながら採血してもらい、次に渡されたのは柄の長い綿棒。これで膣内のおりものを採取しますが、ここではセルフで行います。
こういうのをどのくらい詳細に語るか、というのは非常に悩むのですが(笑)
まだ暑かった夏日の午後、病院のちょっと広めのトイレで額からぼたぼたと汗を流しながら格闘したあの日。顔も背中も汗でびっしょりになりつつ、いっそそうなって欲しかったのは別の場所でしたが気合いでどうにかするしかありません。しかしもうほんとにこれ検査可能なんだろうかという勢いで採取に時間が掛かってしまいました。いまいちコツが掴めなかったんですね。
綿棒は二本あったんですが、二本目はさらに難航しました。一本目に水分を取られていることで焦りが出たのか緊張しすぎです。いっそスマホでAVでも見た方が早いんじゃないのと考えたら何となく笑けてきて、苦労しつつも一応何とかはなりました。
よくトイレの中を見渡してみれば、予備の綿棒もちゃんと置いてありました。失敗したり床へ落としてしまったとしても、替えはあります。
別に焦る必要はなかったのか、と全てが終わった脱力感と共に私は思わずニヒルな微笑を浮かべていました。
ちょっと途中で休憩して落ち着けば良かった……(笑)
定期で検査を受けている女性から聞いたところ、例えば産婦人科などでの検査は医師が採取をするそうです。
これはこれで女性にとってはハードルを高く感じるところもあると思いますが、内側の検査だけでなく外側の異常(コンジローマやヘルペスなど)も診察して貰える利点がありますね。
まずは一回行ってみることをおすすめします。どんな検査項目があって、どんな手順で行うのかを知っていれば、そこまで抵抗を感じるほどのことじゃないなと気持ちが変わりました。
単純に、「知らない」ことに対してはなかなか積極的にはなれないですよね。
でも「知って」しまえば、あんなに「ヤダなぁ」と思うようなことではないなと感じています。
実際、採血と綿棒だけで終わったので「これでいいんだ!」と驚いたくらいです。混んでいなければかなり短時間で済みますよ。
そして検査結果は紙でも受け取れるし、webで確認することもできます。
私は記念に(?)紙で貰うことにして、後日病院へ取りに行きました。
これが検査結果報告書。結果のほどはヒミツです(笑)
数日後に行われた「タカ×タクトーク」へ、この性病検査結果を持って遊びに行ってきました。
吉村卓さんが主催されるイベントでは一ヶ月以内の検査表を持っていくと入場料が半額になるものがありますので、検査をした後にはイベントへ遊びに行くことを楽しみにするのもいいんじゃないかなと思います。
その時は、もしカップルで検査表持参なら入場料無料ですよ!
というわけで、「性病検査、やってみてもいいかなぁ……、でもなぁ……」と興味がありつつもお悩みの方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。
女のFuuTube的に何かできないかなーと考えてみました。
ツイッターなどで「性病検査に行ってきます!」と宣言のメンションを頂きましたら、必ず「行ってらっしゃい!」とご返信することを約束します!
ので、行ってみてください、性病検査。
興味はあれどまだ未経験の方、まずは一度検査してみませんか。
- 関連記事
-
- はじめての性病検査レポート (2014/10/05)
- 水泳大会&男優バトルオーディション2! (2012/09/22)
- 可愛くて安いは正義! (2012/08/13)
- 夏といえば水着でしょ! (2012/07/30)
- 期間限定の撮影スタジオ☆ (2012/07/25)